2023年
コロナ禍が収束したらたくさん映画を見に行こうと思っていたはずが、結局は月1ペースで2023年も終わってしまった。
- 『タイタニック3Dリマスター』
- 『BABYLON』
- 『すべてうまくいきますように』
- 『コンパートメント№6』
- 『Helpless』
- 『サッドヴァケイション』
- 『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』
- 『ザ・ホエール』
- 『老ナルキソス』
- 『さらば我が愛/ 覇王別姫4K』
- 『アメリ デジタルリマスター版』
- 『いますぐ抱きしめたい』
見に行った12本中7本が過去作のリバイバル上映だった。
新作に期待していないわけじゃないんだけど、過去の良作を映画館で楽しみたいのだ。
どれも映像がきれいで見に行って良かったと思う。
もっと昔の作品を映画館でやってほしい。
世代的にその当時劇場で見られなかった作品を今こうして映画館で見られるのはとても有り難いことだと思う。
一方で、新しい映画になかなか手が出せなかったのはなぜだろう。
個人的に映画の感想をざっくりと分けて表すと、「これはすごい!」、「ふーん」、「こりゃダメだっ!」の3通りに分けられる。
ここ数年は「すごい!」と思える映画に割と出会えた方だと思う。
見た後にいつまでも考えさせられるような映画や、心に刻みつけられるようなシーンに、数は少ないが出会うことができた。
そんな時はやっぱり映画館に足を運んで良かったなと心から思うのだが、それと同じくらいに「こりゃダメだっ!」を引きたくないという気持ちもある…。
期待して見に行った映画がダメだった時の絶望感…。
そのダメージを受けるだけの体力や心の余裕が今の私にはないのだ。
だから、スローペースで、時々気になったものだけ見に行くのがちょうどいいのかもしれない。
いつか冒険できる体力が戻ったら、映画館に入り浸ろうと思う。