書いて、息して、

書きたいことがある限り書く。

二本立て

お題「ゆっくり見たい映画」

AmazonPrimeVideo

 

プライム会員なのに、最近それほど利用できていない…。

久し振りに見た映画2本。

 

永遠に僕のもの

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永遠に僕のもの(字幕版)

前から気になっていた映画。

でも、一度途中まで見て寝落ちしたから二度目の挑戦である。

映像がきれい。

何度か出てくる赤と青のライティングの対比が印象的だった。

ただし、主人公のやってることはきれいごとではないけど。

カルリートスとラモンを演じた2人の俳優は、それぞれ別の魅力があって画面映えして、とても良い。

とても良いのだけど…。

映画としてはどうしても退屈してしまうのだった。

実話のある話だから、どんでん返しとかはない。

主人公の苦悩とか内面描写はほとんど描かれないし。

というかこの主人公、悩みなんてなかった!

あまりに生粋の犯罪者過ぎてドラマが発展しないんだわ。

だから、物足りなさを感じるのだろう。

素材は良いのに残念。

同じキャスティング、同じ舞台で普通の青春物を撮っても面白かったかもね。

 

 

海辺のポーリーヌ

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エリック・ロメール コレクション 海辺のポーリーヌ [DVD]

なんとなくおすすめに出てきて見た映画。

思いのほか良かった。

15歳のポーリーヌを中心にした人間模様。

見終わった後のカタルシスは、まるでシェイクスピアの戯曲を読んだ後のようだった。

登場人物一人一人が動いて話して、どんどん人間関係が変化していく感じが、ロミオと

ジュリエットやお気に召すままを思い出す。

海岸の風景が美しくて、眩しい。

これから夏を迎える今の時期に見るのにぴったりな映画だった。

南仏の海辺の別荘に泊まってみたい!

初めて見たけど、とても好きな映画だった。